手足口病は子どもの病気と思われがちですが、免疫を持たない大人が感染すると、子ども以上に重症化しやすい傾向があります。
大人が発症した場合、38度以上の高熱とともに、足の裏全体にびっしりと深い水疱ができるケースが目立ちます。足裏の水疱は踏み込むたびに激痛が走り、「靴が履けない」「痛くて立ち上がれず、トイレにも這っていく状態」に陥ることも珍しくありません。また、手全体に生じる激しいかゆみや電撃痛により、パソコン作業や家事が一切手につかなくなることもあります。
看病する親が感染を防ぐためには、子どものオムツ交換後の入念な手洗い、タオルの共有禁止、食事の取り分け時の配慮を徹底してください。ウイルスはアルコール消毒が効きにくいため、流水と石けんによる手洗いと、次亜塩素酸ナトリウムを用いた消毒が効果的です。