2026年現在のX(旧Twitter)や知恵袋、各種オンラインフォーラムを定点観測すると、この言葉がポジティブ・ネガティブ双方の意味合いで多様に消費されている実態が確認できます。
「新しく入ってきた同僚が常にイヤホンをつけていて、話しかけるなオーラ(ATフィールド)がすごい」「婚活パーティーで笑顔を作れず、ATフィールド全開にして帰宅して自己嫌悪に陥った」というように、自省や防衛機制の表れとして使われるケースが大半を占めます。
しかし、中には「嫌な飲み会をきっぱり断るための自衛策としてATフィールドを張る」といった、自己肯定的な境界線の設定として前向きに捉える用法も定着しました。他者との適切なソーシャルディスタンスを言語化する上で、エヴァンゲリオンが提示したこの造語は極めて明快な記号として機能し続けています。