お小水とは?なぜ「水」と呼ぶ?語源と正しい使い方・上品な言い換え徹底検証

お小水とは?なぜ「水」と呼ぶ?語源と正しい使い方・上品な言い換え徹底検証

お小水とは?なぜ「水」と呼ぶ?語源と正しい使い方・上品な言い換え徹底検証に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

インターネットの掲示板やSNS、知恵袋などで定期的に話題となるのが、「おしっこを『お小水』と呼ぶなら、大便のことは『お大水(おだいすい)』と呼ぶのが正しいのか?」という疑問です。

結論から申し上げますと、日本語に「お大水」という言葉は存在しません。完全な造語であり、ネット発祥の都市伝説・誤解です。

なぜ「小」に対して「大」の水が存在しないのか。それは語源に立ち返れば自明です。「小水」の本来の意味が「わずかな水(少量)」であったため、物理的に水分量の少ない大便を「大水(洪水や大量の水を意味する言葉)」と呼ぶ道理がそもそも存在しないからです。

では、大便を上品に言い換える場合は何と呼ぶべきなのでしょうか。日本古来の言語体系では、次のような表現が発展しました。

  • お通じ(おつうじ):便通(腸の通り具合)に「お」を付けた美化語。健康状態や排便行為そのものを上品に指す最も一般的な表現。
  • 大(だい):医療現場や身内での連絡事項として「大のほう」「小のほう」と簡潔に対比させる符牒。
  • ご不浄(ごふじょう):かつて便所を指した婉曲語であり、便そのものではなく場所を指して間接的に表現した言葉。

また、登山やアウトドアの世界では隠語として、小用を足すことを「お花摘み(女性向け)」、大便を足すことを「キジ撃ち(男性向け)」と呼ぶユニークな文化が存在します。これも直接的な排泄表現を徹底的に回避しようとした日本人の知恵の産物といえます。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。