アーク溶接の資格を取得した後のキャリアと給料事情について、厚生労働省の賃金構造基本統計調査などを踏まえると、溶接作業者の平均年収は380万円〜500万円前後(月給25万〜38万円+賞与)がボリュームゾーンとなっています。
特別教育の修了のみでは「現場で溶接作業ができる最低限のスタートライン」に立った段階であるため、未経験からの初任給は手取りで20万円前後のスタートとなるケースが目立ちます。しかし、実務経験を積みながらTIG溶接や半自動溶接を習得し、日本溶接協会(JWES)が主催する「溶接技能者評価試験(JIS溶接資格)」や「ボイラー溶接士」などの上位資格を取得することで、年収600万〜700万円台に到達する熟練技術者も少なくありません。
就職・転職活動における履歴書への正しい記載例は以下の通りです。
「令和○年○月 アーク溶接等の業務に係る特別教育 修了」
誤って「免許取得」や「技能講習合格」と書くと、採用担当者に資格制度の理解不足と受け取られかねないため、正確な表記を徹底しましょう。