かつては「有害サイトへのアクセスを防ぐ」だけで事足りていたフィルタリングだが、現在のデジタル環境は大きく異なる。学校の授業で日常的にタブレットやスマホが使われ、学習系アプリや生成AIツールが学習の必須アイテムとなった。しかし、多くのフィルタリング設定では、これらの新しいツールが一律で「未承認アプリ」としてブロックされてしまう。
「友達と同じアプリが使えない」「宿題の調べ物ができない」といった実害が生じることで、子どもたちのフラストレーションはピークに達している。単なる娯楽目的だけでなく、学習やコミュニティへの参加という死活問題が、彼らを「解除」へと駆り立てる引き金になっているのだ。