2013年8月にオープンした「INTERSECT BY LEXUS - TOKYO」は、「都市とつながり、人と人、人とクルマが交わる」をテーマに掲げた世界初のレクサス ブランド体験スペースでした。約10年間にわたり南青山のランドマークとして親しまれてきましたが、2024年1月をもって惜しまれつつ営業を終了しました。
ネット上では「不採算による撤退ではないか」といった憶測も一部で見られましたが、INTERSECT BY LEXUS 営業終了 経緯を取材・分析すると、実態は全く異なることが分かります。主な理由は、当初設定されていた「10年という発信拠点としての役割の完了」と、レクサスブランド全体の「完全なバッテリーEV(BEV)ブランドへの変革期における体験戦略の再構築」です。
オープン当時のレクサスは、日本発のグローバルプレミアムブランドとしてのアイデンティティを確立し、ライフスタイル全般への浸透を図るフェーズにありました。その後10年を経てブランド認知とプレミアムな世界観が十分に定着したことから、従来の固定型フラッグシップから、より柔軟で広域な体験型アプローチへと舵を切る戦略的判断が下されたのがレクサスカフェ 南青山 閉店の決定打といえます。