ブラピが男性からも熱烈な支持を集める最大の要因は、徹底的に作り込まれた肉体美にあります。特に1999年の『ファイト・クラブ』で見せた身体は、フィットネス界において今なお「細マッチョ(Lean Muscle)の究極の到達点」として崇められています。
当時の彼の体脂肪率は驚異の約5〜6%まで絞り込まれていたと記録されています。タイラー・ダーデンを演じるために行われたブラピの筋肉トレーニングは、曜日ごとに胸、背中、肩、腕と部位を分ける分割法を採用し、低重量×高回数で徹底的に筋肥大とカットを両立させるメニューでした。さらに徹底したクリーンバルクと有酸素運動を組み合わせ、無駄な脂肪を一切排除した鋼の肉体を作り上げました。
一方で、2004年の歴史スペクタクル巨編『トロイ』のアキレス役では一転、古代ギリシャの英雄にふさわしい重厚なバルクアップを敢行。体重を約5キロ以上増量し、分厚い胸板と逞しい広背筋を手に入れました。役柄に応じて極限の絞りとビルドアップを自在に使い分けるストイックさこそ、彼の肉体美が伝説と呼ばれる所以です。