ドームの天井近くまで垂直に浮上する特設ステージ。数万人の視線が一点に集中する中、光の粒子が会場全体を駆け巡る。照明デザインと音響の融合は、従来のライブエンターテインメントの基準を鮮やかに塗り替えた。観客は単に観る存在ではなく、演出の一部として空間に組み込まれているかのような錯覚に囚われる。
ステージ全体の設計には、メンバー自身の意図が色濃く反映されている。物理的な距離を感じさせない仕掛けの数々。超大型ドームの端から端まで、一瞬で熱狂を伝播させるスピード感は彼らならではの強みだ。舞台裏で仕掛けられた数々のアイディアが、本番のステージで一気に爆発する瞬間の快感は語り尽くせない。