肉を食べない生活が世界的なカルチャーとして広がった背景には、文化人の強い発信力がある。元ビートルズのポール・マッカートニーは「ミートフリー・マンデー(週に1日肉を食べない日)」運動を立ち上げ、脱肉食のムーブメントを長年にわたり牽引してきた。彼の呼びかけは、一般層が気軽に菜食を試すきっかけを作った。
また、動物倫理や環境保護を目的とした倫理的ヴィーガニズムの広がりも目覚ましい。畜産業が排出する温室効果ガスや膨大な水資源の消費に対する懸念から、若年層を中心に「何を選ぶか」が自身の意思表示となる時代が到来している。