食パン型のサイズ選び決定版!内寸と容量・生地量の黄金比を徹底解説

食パン型のサイズ選び決定版!内寸と容量・生地量の黄金比を徹底解説

食パン型のサイズ選び決定版!内寸と容量・生地量の黄金比を徹底解説に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

詳細を見る

手持ちの食パン型のサイズが特殊であったり、レシピ本と異なるサイズの型を使いたい場合、容積と比容積を用いた正確な逆算が必須です。製パン理論に基づき、あらゆる型に応用できる計算手順を以下に示します。

ステップ1:型の正確な容積(体積)を求める

底面に傾斜がついているテーパー型の場合、正確な食パン型の勾配計算が必要となります。最も確実で簡便な手法は、型にポリ袋を敷いて満水まで水を入れ、その重量(g=ml)をデジタルスケールで実測することです。寸法から計算する場合は、上底面積と下底面積の平均値に高さを乗じる計算式を用います。

ステップ2:比容積から「適正総生地量」を算出する

食パン型の容積比(比容積)とは、生地1gあたりが占める型の容積(ml)を指す指標です。求める焼き上がりのスタイルによって設定数値が明確に分かれます。

  • 蓋付き(プルマン・角食パン):比容積 3.8 〜 4.0(推奨標準値:3.9)
  • 蓋なし(イギリスパン・山型食パン):比容積 3.2 〜 3.5(推奨標準値:3.3)

たとえば容積1,750mlの1斤型で角食パンを焼く場合の計算式は「1,750 ÷ 3.9 ≒ 448g(総生地量)」となります。山型食パンにする場合は「1,750 ÷ 3.3 ≒ 530g」が必要となり、蓋の有無だけで必要生地量に80g以上の差が生じます。

ステップ3:ベーカーズパーセントから「必要粉量」を逆算する

総生地量から強力粉の分量を求める食パン型の粉量計算方法は、全体の配合比率の合計(ベーカーズパーセントの総和)で割ることで導き出せます。一般的な食パン配合(粉100%、水分68%、砂糖5%、塩2%、油脂5%、イースト1.5%=合計181.5%)の場合、総生地量450gを仕込むための粉量は「450 ÷ 1.815 ≒ 247g」となります。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。