フロアに足を踏み入れてまず驚くのは、プレイヤーたちが装着している軽量型のMR(複合現実)グラスだ。従来のアーケードゲームはモニターの中だけで完結していたが、ここではゲームのエフェクトやキャラクターが筐体を飛び出し、現実の空間にオーバーレイされる。敵の攻撃を避けるためにプレイヤーが思わず体をのけぞらせる光景は、外から見ているだけでも十分に面白い。
バンダイナムコが持つ強力なIP(知的財産)が、この技術と融合した時の破壊力は凄まじい。お馴染みのキャラクターたちが、まるでそこに実在するかのようにプレイヤーの傍らで応援し、共に戦う。単なるゲームのプレイではなく、その世界観の「住人」になる感覚。これこそが、彼らが提示する2026年スタイルのアミューズメントだ。