「住所欄がないなら、空いているスペースに自分で書けばいいのでは?」——そう考えて、メモ帳感覚で余白ページやICページの裏に氏名や住所を書き込んでしまう人がいる。だが、これは極めて危険な行為だ。
パスポートは国の公文書である。所定の様式以外の場所に私的な書き込みをすると、「旅券の変造・損傷」とみなされる恐れがあるのだ。最悪の場合、出入国審査で渡航拒否や強制送還(デポーテーション)の対象になり兼ねない。実際、海外の空港チェックイン時に「公式なページ以外に落書きがある」として搭乗を拒否された事例も報告されている。裏表紙の内側であっても、許可されていない手書きの追記は一切NGだと肝に銘じるべきだ。