市場参加者の不安心理を示す恐怖指数(VIX)のリアルタイムな数値は、押し目買いのタイミングを測る上で極めて有用なデータです。通常は15〜20前後で推移するVIX指数が30を超えて急騰した局面は、パニック売りが一巡した「絶好のリバウンド局面」となる歴史的傾向があります。
では、乱高下を経た先の2026年における日本株の見通しと専門家予想はどうなっているのでしょうか。主要金融機関のチーフストラテジストや市場アナリストの見解は、以下の点でおおむね一致しています。
- 業績主導の選別相場:マクロ経済の不透明感はあるものの、東証による資本効率改善要請(PBR1倍割れ改善策)が本格化し、自社株買いや増配を継続する優良企業への資金集中が加速する。
- デフレ完全脱却と設備投資:賃上げ定着に伴う内需の底上げと、次世代半導体・脱炭素分野への国内設備投資が実体経済を力強く下支えする。
- インフレヘッジとしての株式需要:新NISAの定着により、個人マネーが預貯金から高配当株・インデックス投信へ継続的に流入する構造が盤石化している。
短期的な急落局面は、ファンダメンタルズが盤石な優良銘柄を割安な水準で仕込む好機でもあります。感情的な取引を排し、指標に基づいた冷静なスタンスが成果を分けます。