授乳時の強い痛みは、赤ちゃんの浅吸いや吸着角度のズレによって乳頭の皮膚が傷つくことが主な原因です。特に産後数週間は皮膚が柔らかく、吸啜圧に耐えきれず亀裂や水疱が生じやすくなります。また、扁平乳頭や陥没乳頭の場合、赤ちゃんが乳頭を口の奥深くまで引き込めず、先端だけを噛むように吸ってしまうことで激痛を引き起こします。
乳頭保護器を導入する最大のメリットは、傷口への直接的な摩擦を遮断し、母乳育児を中断せずに皮膚の再生を促せる点です。赤ちゃんの口唇や舌が直接傷に触れないため、授乳の恐怖感から解放されます。一方で、デメリットとしては「装着や消毒の手間が増える」「直接授乳に比べて赤ちゃんの哺乳意欲や吸啜刺激がやや伝わりにくい場合がある」といった点が挙げられます。助産師の口コミでも「一時的なサポートツールとして正しく活用し、痛みが引いたら徐々に直母に戻す」というスタンスが支持されています。