靴の幅Dは狭い?Jis規格の真実と失敗しないスニーカー選びの極意

靴の幅Dは狭い?Jis規格の真実と失敗しないスニーカー選びの極意

靴の幅Dは狭い?Jis規格の真実と失敗しないスニーカー選びの極意とはどのようなものなのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

スニーカー以上にシビアなフィッティングが求められるのが、ビジネス用の本格革靴やヒールパンプスです。シューレースのないローファーやパンプスでは、靴幅のミスマッチが致命的な歩行障害を引き起こします。

パンプス選びにおいて「幅がきついと痛いから」と安易に2Eや3Eの幅広靴を選ぶと、前滑りが発生してつま先に全体重がかかり、外反母趾やタコの原因になります。かかとが脱げやすい細足傾向の女性こそ、甲とかかとを適度にホールドするワイズDのパンプスを選ぶことで、足前部への負担を劇的に減らすことが可能です。

一方、本格革靴の通販購入では以下の3点に最大限の警戒を払う必要があります。

  • インポート靴の幅表記の罠:米国ブランド(オールデン等)の「D」は中庸幅ですが、英国ブランド(クロケット&ジョーンズ等)では「E」が標準であり「D」は明確なナロー(細身)仕様です。
  • 製法による沈み込み:グッドイヤーウェルト製法の革靴は、コルクが沈み込むことで履き込むうちにハーフサイズ相当のゆとりが生まれます。初期状態で多少のタイト感があるワイズDを選んでも、徐々に馴染んでいく計算が成り立ちます。
  • 捨て寸(すてすん)の考慮:ドレスシューズはつま先に1.5〜2.5cmほどの空間が設計されています。足長だけで判断せず、ボールジョイント(親指と小指の付け根の屈曲位置)が靴の最も広い部分と合致しているかを確認しなければなりません。

靴幅Dをレギュラー展開し、品質に定評のあるおすすめブランドとしては、スニーカーなら「ニューバランス」「アシックス」、パンプスなら「銀座かねまつ」「ダイアナ」、ビジネス革靴なら「リーガル」のナローラインや「三陽山長」が挙げられます。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。