男子が混戦模様を呈する一方で、女子戦線では全国制覇を視野に入れる絶対的女王の存在が際立っています。静岡県高校バスケ女子決勝詳細を振り返ると、浜松開誠館が圧倒的な完成度を見せつけて連覇を継続しています。
開誠館女子の強さは、40分間途切れることのないオールコートプレスと、ボールマンへの激しいダブルチームにあります。相手のガード陣に前を向かせず、フロントコートに運ばせる前に8秒バイオレーションやターンオーバーを誘発するディフェンス強度は、全国屈指の仕上がりです。
しかし、追うライバル陣も手をこまねいているわけではありません。浜松学院や市立沼津、東海大静岡翔洋などは、プレスブレイクのドリルを徹底し、プレスを逆手に取ったバックドアカットやコーナーへのキックアウトスリーを戦術に組み込んで対抗しています。点差こそ開く試合があるものの、トランジションのスピードとフィジカルのぶつかり合いは年々激しさを増しています。