着付けの最中に「右前か左前か」で混乱したときは、身体の動きや視覚的なパターンで覚えるのが最も確実です。初心者でも一瞬で判別できる3つのアプローチを紹介します。
1つ目は、最も直感的で実用的な「懐手(ふところで)の覚え方」です。着用した状態で、自然に右手を胸元へ滑り込ませてみてください。右手を開いた胸元にスッと差し込める状態になっていれば正しい合わせ方です。右手が引っかかって入らず、左手しか入らない状態であれば上下が逆になっています。
2つ目は、鏡で姿を見たときに「アルファベット小文字の『y』」になっているかを確認する方法です。衿元の交差部分が小文字の「y」の形を描いていれば合格です。大文字の「Y」のように左右対称ではなく、左上から右下へ流れる衿が手前に重なっていることを確認しましょう。
3つ目は、「利き手(右手)でお財布を取り出す動作」をイメージすることです。多くの人が右利きであることから、懐から物を取り出しやすい構造になっていると覚えると、記憶にしっかりと定着します。