秋になると街全体が歓喜と熱気に包まれる「新居浜太鼓祭り」。豪華絢爛な太鼓台が練り歩くこの祭りの熱量は、街の飲食文化にも色濃く反映されている。
地元民が「ソウルフード」と呼んで親しむ老舗の食堂や居酒屋ランチでは、しっかりとした濃いめの味付けでスタミナ満点の肉料理や焼きそば、地元の味噌を使った汁物などが定番だ。男衆の威勢の良い掛け声が聞こえてきそうな活気あふれる店内で食べる昼食は、単なる食事を超えた地域文化の体験そのもの。長年変わらないお袋の味を守り続ける老舗の存在が、新居浜の食の厚みをより深めている。