すべての武装ユニット「バース・CLAWs」を一度に全身へ装着する——。この常識破りの全合体コンボこそが、この形態の真骨頂だ。ドリルアーム、クレーンアーム、ブレストキャノン、キャタピラレッグ、ショベルアーム、カッターウイング。本来なら局面に応じて単体運用されるはずのセルメダル兵器群が、一挙に一個体へと結集するカタルシスは計り知れない。
だが、その代償はあまりにも大きかった。全身を覆う高出力兵器群は、装着者の身体に尋常ではない負荷をかける。単なる安易なパワーアップ形態ではなく、自らの限界を超えて戦うための「諸刃の剣」として設計されていた未公開スペックの全貌。これこそまさに、当時のスタッフ陣が仕掛けた最高級の仕掛けと言えるだろう。