日本のプロ野球(NPB)のレギュラーシーズンは年間143試合で構成されており、MLBとは19試合の差があります。数字上は20試合弱の違いに見えますが、実質的な過酷さはそれ以上の開きを生み出しています。
最大の違いは「定例の休養日」が存在するかどうかです。NPBは原則として毎週月曜日が移動日兼休養日となっており、6連戦・1日休みのルーティンが基本です。一方の大リーグには決まった曜日休みがなく、13連戦や20連戦といった長期連戦が平然と組まれます。
また、対戦カードの配分も大きく異なります。近年のMLBではバランス・スケジュールが導入され、同地区ライバルとの対戦が年間52試合に抑えられる一方、他地区との対戦が64試合、さらにインターリーグ(交流戦)が46試合組み込まれ、全30球団と必ず直接対戦する公平な構造になりました。狭い国土で決まった相手と戦う日本と、大陸全土のチームと均等に対峙するアメリカの構造差が浮き彫りになっています。