杉野遥亮のキャリアを語る上で欠かせないのが、作品ごとにまったく異なる表情を見せる演技のグラデーションです。2016年のドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』や2017年の映画『キセキ -あの日のソビト-』で注目を集めて以降、着実にステップアップを重ねてきました。
2023年には、NHK大河ドラマ『どうする家康』において徳川四天王の一人・榊原康政(小平太)役を熱演。血気盛んな若武者から百戦錬磨の重臣へと成長していく姿を気迫たっぷりに演じ切り、時代劇ファンからも高い評価を獲得しました。同年7月期には、フジテレビ系『ばらかもん』でゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初単独主演を飾り、五島列島の大自然の中で成長する若き書道家・半田清舟の繊細な心の機微を見事に体現しました。
さらに2024年のカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『マウンテンドクター』では、山岳医療という過酷な現場に挑む青年医師・宮本歩役を主演として好演。リアリティを徹底追及した過酷なロケ撮影にも真っ向から挑み、医療従事者の葛藤と情熱をリアルに描き出しました。
公式発表資料によると、木村拓哉主演の大ヒットシリーズ映画『教場 Reunion / Requiem』のBlu-ray & DVDが2026年9月30日に発売されることが決定しており、警察学校の生徒役として杉野遥亮が見せた緊迫感あふれる名演が再びパッケージメディアとして手元に残せることでも大きな話題を呼んでいます。単なるイケメン俳優の枠を完全に脱し、重厚な人間ドラマを支える主役級俳優として盤石の評価を確立しています。