日本体育大学のアイデンティティを語る上で欠かせないのが、学友会各部が打ち立ててきた輝かしい競技実績です。正月の風物詩である日本体育大学箱根駅伝への挑戦は、その象徴と言えます。日体大駅伝部は箱根駅伝で総合優勝を果たした栄光の歴史を持ち、予選会からの本戦出場を含め、常に大学長距離界のトップ戦線で激闘を繰り広げてきました。長距離部員たちが横浜健志台キャンパスのトラックで早朝から走り込む姿は、学内全体の士気を高める原動力となっています。
また、日本体育大学出身有名人の顔ぶれは、日本スポーツ界の殿堂そのものです。体操界のレジェンドである内村航平氏、柔道界で世界を制覇した阿部一二三選手・阿部詩選手兄妹、競泳の北島康介氏、陸上競技の高野進氏など、オリンピックのメダルを獲得し日本中を熱狂させたアスリートたちがこの学び舎から巣立ちました。さらに、プロ野球の日本体育大学硬式野球部も名門として知られ、数多くのドラフト指名選手をプロ球界に送り込んでいます。
キャンパス内を歩けば、世界大会で日の丸を背負うアスリートがすぐ隣のベンチで講義を受けている光景が日常です。「世界基準の努力」を間近で体感できるこの環境は、たとえ自らがトップアスリートでなくとも、人間的な視野を広げ、高い基準で自己研鑽に励むための強力な刺激となります。