作業をスムーズに進めるため、事前に必要な革ベルトカット道具を手元に揃えておきましょう。
- 万能工作ハサミまたは大型カッターナイフ:厚手の牛革でも垂直に切断できる切れ味の鋭いもの。
- マイナスドライバー(またはコイン):クリップ金具を起こすために使用。
- 定規・メジャー・油性ペン(銀ペン):切断位置をマーキング。
- カッターマット(厚紙でも代用可):作業台の保護。
- ベルト穴あけポンチ(ネジ留め式の場合):3.5mm〜4.5mm径のもの。
道具が揃ったら、以下の4ステップでベルトサイズ合わせ方を実行します。
ステップ1:現在ジャストフィットしている愛用ベルトを用意する
最も失敗しない測り方は、普段使っているベルトの「バックルピンの根元から、いつも留めている穴まで」の長さを測り、新しいベルトの「バックルピンの根元から中央穴(3番目の穴)」までの長さと一致させる方法です。これがスーツベルト適切な長さの基準となります。
ステップ2:カットする長さを算出してマーキングする
新旧のベルトをバックル金具の接合位置で合わせ、余分な長さを確認します。カットラインは直角定規を当てて、裏面に細いペンで直線を引きましょう。
ステップ3:直角に一気にカットする
ハサミを使う場合は、刃が革に対して斜めに入らないよう注意し、一気に押し切ります。カッターを使う場合は、定規をしっかり押さえ、複数回に分けて刃を垂直に通します。切り口が斜めになると、バックルに戻した際にベルトが歪んで固定されてしまいます。
ステップ4:革ベルトコバ処理で耐久性をアップ
切断した断面(コバ)は革の繊維が露出しています。普段は見えないバックル内部ですが、革用トコノールや無色レザークリームを少量塗り、木製ヘラや布で軽く磨いておくことで、汗や湿気による革のほつれ・経年劣化を防ぐことができます。