2026年現在、日本国内におけるオーストラリアンシェパードの子犬の価格相場は35万〜55万円前後で推移しています。毛色の配色(整ったフルカラーのブルーマールなど)や目の色(バイアイ、オッドアイ)、親犬のドッグショーやアジリティ競技会での受賞歴によっては、60万円を超えるケースも珍しくありません。
本種を迎えるにあたり、ペットショップでの偶発的な出会いよりも、遺伝病検査と犬種標準(スタンダード)を厳格に守る専門ブリーダーからの直接譲渡が強く推奨されます。健全なブリーダーを見極めるチェックリストは以下の通りです。
- 親犬のMDR1遺伝子検査、股関節(JAHD等でのレントゲン評価)、眼科検査のクリアを証明書とともに開示できるか。
- 母犬の生活環境を包み隠さず見学させ、子犬が育つ家庭的な社会化環境を見せてくれるか。
- 「この犬種は運動量が膨大で大変ですが、本当に飼育環境を維持できますか?」と、飼い主側のライフスタイルを厳しく審査してくるか。
また、飼育放棄や家庭環境の変化によって保護され、里親募集の対象となるオーストラリアンシェパードも存在します。保護犬を迎える選択肢は極めて尊いものですが、すでに強い警戒心や分離不安、運動不足による問題行動が定着している個体も少なくありません。迎える際は、犬種特性に精通した専門トレーナーと二人三脚でリハビリを進める覚悟が必要です。