サンマルコを語る上で絶対に欠かせないのが、カウンター上に整然と並べられた無料トッピングの存在です。大手カレーチェーンの多くが福神漬けとらっきょう(有料の場合あり)程度にとどまる中、サンマルコでは異なるアプローチを採用しています。
現在用意されているサンマルコの無料トッピングの種類は、主に以下の4品です。
- キャベツの酢漬け(ピクルス):サンマルコの代名詞とも言える看板トッピング。
- 落花生(砕いたピーナッツ):香ばしさとカリッとした食感を付与。
- レーズン:甘酸っぱさが辛さを引き締め、欧風感を高めるアクセント。
- きゅうり漬け:さっぱりとした塩気と歯ごたえの箸休め。
特にサンマルコのピクルス(キャベツの酢漬け)は、単なる付け合わせを超えた熱狂的な支持を集めています。取材現場で常連客の食べ方を観察すると、着丼と同時にルーの横へ山盛りに添える姿が珍しくありません。ドイツのザワークラウトを思わせるマイルドな酸味と、クミンシードなどのスパイスが香る絶妙な調味が施されており、濃厚なカレールーの油分をリセットしてくれます。「このピクルスを食べるためにサンマルコに行っている」「持ち帰りでピクルスを別売りしてほしい」というサンマルコのカレーに関する評判や口コミがSNS上でも頻繁に見られます。
また、サンマルコのカレーの辛さ調整についても知っておくべきポイントがあります。基本のルーはややスパイシーな中辛〜辛口設計ですが、カウンターに設置されている「ホットスパイス(辛味オイル)」を一垂らしすることで、素材の風味を壊すことなく鋭い辛味を自在にプラスできます。さらに「レーズン」を数粒ルーに落とすことでフルーティーな甘辛さを生み出すなど、卓上だけで何通りもの味覚設計が可能な点が、リピーターの心を掴んで離しません。