多くのファンや関係者が「修復可能」と信じていた二人の絆を断ち切ったのは、世間が囁くような単純な私生活の不仲説ではありませんでした。決定打となったのは、2026年1月に宮迫氏が突如として開設したYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』による活動再開でした。
公式発表や関係者の証言によると、蛍原氏は「まずは世間と関係者への誠心誠意の謝罪を行い、しかるべきタイミングで地上波復帰を果たし、雨上がり決死隊として再スタートを切る」という筋道を強く望んでいました。しかし宮迫氏は、著名YouTuberらとの接触を経て、早期のWeb進出を選択します。この時、蛍原氏への事前相談は極めて形式的な事後報告に近いものであり、足並みを揃えることを放棄した独走と受け止められました。
2026年8月17日にABEMAおよびテレビ朝日系で配信・放送された『アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会』において、蛍原氏は当時の胸中を次のように吐露しています。
「宮迫さんがYouTubeを始めたあたりから、僕との考え方に大きなズレが生じてきた。僕としては、テレビの舞台で待っているつもりだったが、方向性の違いがあまりにも大きくなり、コンビを続けていく自信がなくなった」
番組内での蛍原氏の引き締まった表情と静かな語り口は、怒りというよりも「長年のパートナーに対する深い失望と諦念」を物語っていました。一方で宮迫氏は「自分なりの焦りがあった」「表現の場を失う恐怖があった」と釈明しましたが、一度失われた信頼という名の土台を取り戻すことは叶いませんでした。互いの「仕事に対する美学」と「パートナーシップにおける心理的バウンダリー(境界線)」を踏み越えてしまったことこそが、雨上がり決死隊の解散の真相でした。