深見氏(本名・半田晴久)の活動の基盤にあるのは、驚くほど多角化されたビジネス帝国だ。一般的には「みすず学園」の経営者として有名だが、それは彼の事業のほんの一部に過ぎない。彼が率いる株式会社ミスズは、スイス製高級腕時計の輸入販売やオリジナルブランドの展開を手がけ、都内の一等地で大型店舗を運営している。
さらに、出版事業を行う「たちばな出版」、食品や貿易、通信販売、不動産管理に至るまで、多岐にわたる関連会社を傘下に持つ。単に投資家として資金を出すだけでなく、自ら陣頭指揮を執って実業を展開してきた点が特徴的だ。「怒濤の英語」で知られる学習塾ビジネスで確立した確固たる収益基盤と、輸出入ビジネスによる堅実なキャッシュフロー。これらが、彼のあらゆる活動を支えるエンジンとなっていることは間違いない。