高級フローリングを検討する際、ブラックチェリーと並んで比較検討されるのが「ウォールナット」です。どちらも世界三大銘木の流れを汲む人気樹種ですが、その性質には対照的な違いが存在します。
決定的な違いは「経年変化の方向性」です。ブラックチェリーは年月の経過とともに色が「薄い色から濃い赤褐色へ」と深まるのに対し、ウォールナットは初期の黒褐色(濃い紫がかったダークブラウン)から、紫外線を受けることで「黄色みを帯びた明るい茶色へ」と色が抜けていく特徴を持っています。
空間の印象としては、ウォールナットが都会的でシャープ、モダンで静謐な雰囲気を作り出すのに対し、ブラックチェリーは華やかさ、温かみ、クラシカルな気品をもたらします。将来的に部屋のトーンをどのように育てていきたいかによって、選択が大きく分かれます。