ネット上で噂が再燃した直接的なきっかけは、ある海外メディアによる「羽生が新たな生活拠点を模索している」という不確かな報道だった。これに尾ひれがつき、日本のまとめサイトやSNSで「再婚に向けた準備ではないか」と飛躍したのだ。
現代のネット空間では、事実の有無にかかわらず、読者の関心が高いワードがアルゴリズムによって増幅される。一度火がついた噂は、本人の意思とは無関係に巨大なストーリーへと膨れ上がっていく。今回の騒動も、確たる証拠がないままに「再婚」というセンセーショナルな言葉だけが独り歩きしている典型例と言える。