セル内に斜線を引くだけでは作業は半分しか完了していない。最大の難関は「セル内の上下左右に文字をどう配置するか」という点だ。斜線の左下に「担当者」、右上に「月度」といったテキストを綺麗に入れるには、セル内改行とスペースキーの微調整を活用する。
具体的には、まず「月度」と入力したあとに「Alt + Enter」(macOSは Option + Return)を押してセル内で改行し、続けて「担当者」と入力する。その後、1行目の「月度」の前にカーソルを合わせてスペースを数回入力し、テキストを右側に押し出す。文字サイズを通常より1〜2ポイント小さく設定すると、斜線と文字が干渉せず、洗練されたプロ仕様の表見出しが完成する。図形テキストボックスを重ねる手法もあるが、セル内に入力するこの方法であれば、列幅や行高を変更した際にも配置が崩れにくいという大きなメリットがある。