夏や冬の贈答シーズンが過ぎると、SNSやレシピ投稿プラットフォームでは「お中元で立派なブロックハムをもらったが、大きすぎて使い切れない」「賞味期限内にどう消費すべきか悩む」という声が急増する。生活情報誌やWEBアンケートの調査でも、ギフト用食肉加工品を受け取った世帯の約64%が「一度に使い切れず持て余した経験がある」と回答している。
こうした悩みを解決する最大の鍵は、贈答用ブロックを開封した直後のブロックハム切り方と保存設計にある。ブロックハムは開封すると空気に触れて酸化が進み、冷蔵保存でも1週間程度で風味が劣化してしまう。そのため、届いたその日に用途別に切り分ける「仕分け作業」が推奨される。
【無駄を出さないブロックハムの解体・小分けステップ】
1. ステーキ用(厚さ1.5〜2cm):全体の4割をカットし、1枚ずつラップで隙間なく密着包装。
2. カツ・炒め物用(厚さ1cm):全体の3割をカットし、同様に個別包装。
3. 朝食・お弁当用ダイス(1cm角):残りの3割をサイコロ状にカットし、使い切り分量(約50gずつ)でラップに包む。
すぐに使わない分は、ラップの上からさらに密閉保存袋(ジッパー付き袋)に入れ、空気を抜いて冷凍保存する。この方法をとれば、お中元ハム消費レシピとして約3〜4週間にわたり風味を損なわずにストックできる。解凍する際は電子レンジで急激に温めるのではなく、前夜に冷蔵庫へ移して自然解凍することで、ドリップ(肉汁流出)を防ぎ、焼いたときのふっくら感が損なわれない。
朝の時間帯には、解凍したダイスカットのハムを目玉焼きの横でサッと炒めるだけで、ホテルのブレックファストを思わせる豪華な厚切りハム朝ごはんが完成する。また、冷めても固くなりにくい性質を活かし、ケチャップ炒めや甘辛照り焼きにしたサイコロハムは、彩りと食べ応えを兼ね備えたお弁当厚切りハムのおかずとして子どもからも絶大な人気を誇る。