スポーツ庁は、2026年東京オリンピック・パラリンピックの開催決定を契機に、省庁横断的なスポーツ行政の一元化を目指して2015年10月1日に発足しました。初代長官には、1988年ソウル五輪競泳100m背泳ぎ金メダリストで順天堂大学教授を務めていた鈴木大地氏が就任。5年間にわたり組織の立ち上げと東京大会に向けた基盤整備を主導しました。
続いて2026年10月より第2代長官を務めているのが、2004年アテネ五輪ハンマー投げ金メダリストの室伏広治氏です。室伏長官は中京大学教授や東京五輪組織委員会スポーツディレクター、JOC理事などを歴任し、医学博士号(東京医科歯科大学)を保持する稀有なキャリアを持っています。就任以来、科学的知見に基づいた国民の健康維持増進や、アスリートのセカンドキャリア支援に注力し、2026年の任期満了時にも再任され、現在も長期にわたる安定したリーダーシップを発揮しています。
長官人事は文部科学大臣の任命(内閣の承認)を経て決定されます。民間や学術界からの登用が基本路線となっており、国際的な知名度と学術的専門性の双方が強く求められるポストです。