2020年末の活動休止以降、メンバー個々の動向には常に世間の注目が集まってきました。大きな転換期となったのは、2024年4月に発表された「株式会社嵐」の設立です。STARTO ENTERTAINMENTとグループエージェント契約を結び、5人全員が連名で会社を立ち上げたこの出来事は、嵐という屋号と権利を自分たちの手で守り抜くという強烈な意思表明でした。
2026年現在の各メンバーの活動状況は、それぞれの専門領域において確固たる実績を重ねています。
二宮和也は自身が立ち上げた「オフィスにの」を拠点に、映画・ドラマの主演やバラエティ番組、YouTube配信(よにのちゃんねる)などで業界屈指のマルチプレイヤーとして精力的な稼働を継続しています。松本潤は独立を発表しつつも舞台や国内外の演劇プロジェクトへの挑戦、プロデュース業の探求を深化させています。櫻井翔は『news zero』のキャスターや大型音楽特番の総合司会として報道・司会分野で唯一無二のポジションを維持。相葉雅紀も動物番組や地域密着型バラエティ、スポーツ関連のアンバサダーとして幅広い世代から絶大な支持を得ています。
芸能活動の休止を継続している大野智に関しても、株式会社嵐の役員に名を連ね、グループの重大な意思決定には常に5人で関与し合っていることが関係者の証言や公式リリースを通じて明確にされています。
家族社会学や心理学の領域において、健全な長期関係を維持するためには「心理的バウンダリー(自他の境界線)」の確立が不可欠とされます。個人の自由な自己実現を尊重しながら、グループという母体を決して毀損しない彼らの現在のスタイルは、四半世紀をかけて熟成された「嵐の順番とバランス」の究極の進化形と言えるでしょう。