かつて全国のゲームセンターや商業施設のプリ機コーナーで主役を張っていたフリューのフラッグシップ機「LADY BY TOKYO」。現在、多くのファンが血眼になって探しているのがレディバイトウキョウがまだ撮れる場所の存在です。しかし、結論から言えば、2026年現在のフリューにおけるレディバイトウキョウの稼働状況は完全に終息を迎えています。
アミューズメント業界関係者の証言や公式のサポート規定によると、業務用アミューズメント機器には耐用年数と保守部品の保有期限が厳格に定められています。プリントシール機は、定期的なメンテナンスだけでなく、専用のロールペーパー(シール紙)や昇華型インクリボン、さらには撮影データをサーバーへ転送するための通信インフラを不可欠とします。メーカーであるフリューによる消耗品の製造販売および通信サポートはすでに満了しており、基板故障の修理受付も終了しているのが現状です。
一部のレトロゲーム専門施設やインディペンデント系ゲームコーナーにおいて、「過去の筐体がオフラインの記念撮影用として残されていないか」という淡い期待も寄せられていますが、プリ機特有の「消耗品が特殊すぎる」というハードルが立ちふさがります。専用シール紙の代替品が存在しない以上、通電していたとしても撮影・プリントアウトを行うことは物理的に不可能です。したがって、レディバイトウキョウの現在の設置店舗を訪れて当時の体験を再現することは、残念ながら不可能であると断定せざるを得ません。