来場者が最も気にするポイントが、大手町三井ホールの座席表とステージの見え方です。チケットに記載された列番号や整理番号から、実際の鑑賞環境がどうなるのかを事前に把握しておく必要があります。
結論から述べると、大手町三井ホールのフロアは常設の段差がないフルフラット(平床)構造です。多くの劇場や専用コンサートホールのように後方へ向かって傾斜(スロープ)がついていたり、階段状のひな壇が固定されていたりするわけではありません。ステージの高さは約60cm〜80cm程度と標準的であるため、フロアの前方(1列目〜7列目付近)であれば演者の表情や細かな指先の動きまで肉眼で鮮明に捉えることができます。
一方で、8列目以降の後方列や、スタンディング時の中盤以降のエリアでは、前に背の高い観客が位置した場合に「演者の足元や胴体が前の人の頭で遮られる」という視覚的ブラインドが発生しやすくなります。座席表のレイアウトにおいて千鳥配置(前の人の頭と頭の間に後ろの席がくる配置)が採用されている公演であれば見通しは改善されますが、完全な平行配置の場合は視界が直線的になりがちです。
後方席が割り当てられた場合は、双眼鏡(オペラグラス・倍率6倍〜8倍程度が最適)を持参するか、スタンディングであれば左右のサイドエリアや後方端のクリアな視界ルートを確保する立ち回りが推奨されます。