車両保険への加入を検討、あるいは継続するにしても、補償タイプと自己負担額の設計次第で支出額は劇的に変化します。車両保険には大きく分けて「一般型(オールリスク対応)」と「エコノミー型(車対車+限定危険)」の2種類が存在します。
一般型はガードレールや電柱への単独衝突(自損事故)や当て逃げまで幅広くカバーしますが、その分保険料は跳ね上がります。一方のエコノミー型は、自損事故や当て逃げが補償対象外となる代わりに、保険料を一般型の約半分から6割程度にまで抑え込むことが可能です。走行距離が短く、運転に慣れたベテランであれば、エコノミー型を選ぶだけで実質的な固定費を大幅にカットできます。
さらに見逃せないのが「免責金額(自己負担額)」の設定です。1回目の事故時の自己負担を「0円」にするか「5万円」や「10万円」にするかで、毎年の保険料は数千円から1万円以上変動します。少額の修理は自己資金で対処すると割り切り、全損や重度の大事故に備える目的で免責金額を「10-10万円」等に引き上げる手法は、合理的かつ有効なコスト削減策となります。