アートワークスタジオの製品を手に取ったとき、真っ先に目を奪われるのがその異素材の組み合わせと独特の質感だ。無骨なスチールや重厚な真鍮、温かみのあるウッド素材が、極めて高いバランスで調和している。このデザインルーツには、1950年代から60年代の雰囲気を色濃く残すミッドセンチュリーモダンと、機能主義に基づいたインダストリアルデザインの双方からの深い影響が見て取れる。
武骨でありながらどこかエレガント。レトロな趣を感じさせつつも最新のLEDテクノロジーが詰め込まれている。この二面性こそが、北欧風のナチュラルな室内からコンクリート打ちっぱなしのモダン建築まで、あらゆる空間に違和感なく溶け込みつつ強い存在感を主張する秘密なのだ。真鍮素材の経年変化を楽しめるプロダクトなど、時間を重ねるごとに愛着が深まる仕掛けも心憎い。