騒動の火に油を注いだのが、東京地方裁判所で争われた一連の民事訴訟だった。元夫側が特定の関係者を相手取って損害賠償を請求した裁判は、芸能界を巻き込む大スキャンダルへと発展。「週刊文春」をはじめとするメディアが報じた法廷提出証拠の数々は、世間の倫理観を激しく揺さぶった。
バッグから採取されたDNA鑑定の結果や、密かに録音されていた生々しい会話記録。法廷という公の場で白日の下に晒された私生活の断片は、タレント・熊田曜子のイメージに壊滅的な打撃を与えた。しかし、法的な判断と世論の道徳感情は必ずしも一致しない。裁判が進むにつれ、提出された証拠の信憑性やプライバシー侵害の是非を巡る議論も巻き起こり、法廷闘争は泥仕合の様相を呈していった。