柏原たかしが残した作品群は、単なる一過性のヒット作にとどまりません。1990年代後半に台湾や中国本土で放送された『イタズラなKiss』は、当時の若者文化に決定的な影響を与え、「20世紀最後の美少年」という異名が現地メディアで定着しました。
中国のSNS「微博(Weibo)」では現在も数十万人規模のフォロワーを抱え、彼が手掛けた短編映像作品『幸せのパズル』などが配信された際には、現地の映画ファンから熱狂的なレビューが寄せられました。華やかなルックスに依存することなく、叙情的なカメラワークと人間味あふれる演出を手掛けるクリエイターとして、国境を越えた評価を確立しています。