Yahoo!ファイナンスの個別銘柄掲示板や5chの投資信託板を詳細にリサーチすると、保有者の置かれた状況によって評価が真っ二つに割れている実態が浮かび上がります。
好意的な意見として目立つのは、主にリタイア世代からの「年金の足しとして毎月決まった日に現金が入る安心感は何物にも代えがたい」「基準価額が横ばいでも、分配金込みで見ればしっかりプラス」という声です。定年退職後に資産を取り崩すフェーズにある投資家にとって、自分で保有株を売却する心理的ストレスをファンドが代行してくれる仕組みは、機能価値以上の安心感をもたらしています。
一方で、痛烈な批判を書き込む層の多くは、「銀行の窓口で『世界一の運用実績』と勧められて退職金を投じたが、手数料と基準価額下落で含み損」「分配金が出ても税金が引かれ、基準価額が下がって元本が削られている」といったリアルな後悔を吐露しています。金融機関の営業トークを鵜呑みにして「高利回りの定期預金代わり」として購入してしまった層の不満が、掲示板の荒れる主因となっているのです。