中学校で不登校を経験した生徒や保護者が最も懸念するのが、有朋高校の入試倍率と選考基準です。公立通信制高校の入試は、学力テストの点数で競い合うものではなく、「高校を卒業する意欲があるか」「通信制の学習システムを理解しているか」を問う選考が行われます。
新入学入試(春期出願)では、内申書(調査書)の欠席日数だけで不合格になることは基本的にありません。選考の軸となるのは志願理由書・自己PR文(作文)および個人面接です。倍率自体は例年1.0倍前後で推移することが多いですが、志望動機が曖昧であったり、面接で通学・学習意欲が全く見受けられなかったりする場合は不合格となるケースもあります。
秋期入学や転編入学(他校からの転校)も随時受け入れ枠が用意されており、全日制高校での留年が決まりそうなタイミングや、心身の体調を崩して休学している生徒のスムーズな受け皿として機能しています。不登校からの受験では、「なぜ全日制ではなく有朋高校の通信制を選んだのか」「どのようなペースでレポートを進める計画か」を具体的に言語化しておくことが合格への最短ルートです。