お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」としての共演機会が年々減少していることから、ネット掲示板や知恵袋などでは「実は不仲なのでは」「事実上の解散状態ではないか」といった書き込みが散見されます。しかし、公の場で互いに言及する際の言葉や近年の特別番組での共演を見る限り、その見方は本質を見誤っています。
横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)で出会った二人は、お笑い第3世代のトップランナーとして『夢で逢えたら』『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』など、数々の伝説的番組を共につくり上げてきました。激動の時代を経て50代を過ぎた頃から、二人はそれぞれ異なる方向へと舵を切りました。内村は映画監督やコント番組『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』、MC業に専念し、南原は生放送の情報帯番組と狂言・スポーツキャスターの道を歩んでいます。
手記や特番での対談で内村は「南原が昼の帯をやっている姿を見ると安心する」と語り、南原も「お互いにピンの仕事が増えても、あいつが頑張っている姿が一番の刺激になる」と吐露しています。プライベートで頻繁に連絡を取り合うことはないものの、年に数回の特番や事務所ライブで見せる息の合った掛け合いは健在です。互いのパーソナルスペースを侵さず、相手の仕事を信頼して任せる姿勢こそが、40年近く一度も解散危機に陥ることなくパートナーシップを維持できている根底にあります。