仏文学者・鹿島茂の現在と軌跡!膨大な古書愛と名著の深層に迫る

仏文学者・鹿島茂の現在と軌跡!膨大な古書愛と名著の深層に迫る

仏文学者・鹿島茂の現在と軌跡!膨大な古書愛と名著の深層に迫るの見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

膨大な著作群の中で、どの作品から手を伸ばすべきか迷う読者に向けて、鹿島茂氏の真骨頂を味わえるおすすめ本と代表作を厳選して紹介します。

■ 『ドーダの悲劇』(しんきくさい自慢話への処方箋)
人間の根源的な見栄や自慢したい欲望を「ドーダ(どうだ!)」という概念で喝破した痛快エッセイ。「教養ドーダ」「持ち物ドーダ」など、知識人やコレクターが無意識に陥る滑稽な心理メカニズムを、自虐とユーモアを交えて鮮やかに分析した不朽の人気作です。

■ 『馬車が買いたい!』
19世紀パリで若者が社会的に成功し、ステータスシンボルである馬車を手に入れるためにどれほどのコストが必要だったのかを試算。バルザックの小説世界を「お金と欲望」の実質レートから読み解く画期的な社会風俗史です。

■ 『子供より古書が大事と思いたい』
古書パリ買い出し紀行の舞台裏や、資金繰りに苦心しながらも美本を手に入れた瞬間の法悦を描いた、すべての本好きの胸を打つ読売文学賞受賞作。

■ 『渋沢栄一』(上・下)
日本資本主義の父・渋沢栄一がパリ万国博覧会で受けた衝撃とサン=シモン主義の影響を、フランス社会思想史の視点から緻密に追跡した重厚な評伝。

その他、『勝手に名作全集』や『神保町でボードレールを踏んづけた』など、軽妙洒脱な語り口で知の深淵へと誘う名著が揃っています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。