八重歯はマウスピース矯正で治る?抜歯の判断基準と後悔しない治療法

八重歯はマウスピース矯正で治る?抜歯の判断基準と後悔しない治療法

八重歯はマウスピース矯正で治る?抜歯の判断基準と後悔しない治療法について知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。

クリニックのウェブサイトに掲載されている歯科矯正 症例写真では、重度の八重歯が綺麗に並んだ美しいビフォーアフターが目を引きます。しかし、臨床現場やSNSの相談コミュニティを精査すると、治療後に「こんなはずではなかった」と頭を抱えるケースも一定数存在します。八重歯 矯正 後悔に繋がる主な原因は次の3点です。

1. 「非抜歯」に固執した結果、口元全体が前に突き出た(口ゴボ化)
「健康な歯を抜きたくない」という心理から、顎の骨の幅が足りないにもかかわらず無理にIPR(歯と歯の間を削る処置)と側方拡大だけで八重歯を並べた結果、歯列全体が前方に押し出され、横顔のEラインが崩れてしまう失敗です。

2. 装着時間の自己管理不足による歯のアンカーロス(倒れ込み)
マウスピース矯正の最大のデメリットは「患者自身の自己管理に依存する」点です。指示された1日20〜22時間以上の装着を守らないと、予定していた歯の移動軌道からズレが生じ、犬歯が意図しない角度に倒れ込んだり、治療期間が1〜2年単位で延びたりします。

3. 歯肉退縮とブラックトライアングルの発生
重なり合っていた八重歯を急激に動かすと、歯と歯の間の歯肉が下がり、黒い三角形の隙間(ブラックトライアングル)が目立つことがあります。骨が薄い日本人特有の骨格を考慮せずに無理な拡大を行うと、審美性を損なう大きな要因となります。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。