野外スタジアムにおける最大の懸念事項が「雨」です。ヤンマースタジアム長居の設計図面および現場検証から導き出した屋根雨に濡れる席詳細まとめを公開します。
同スタジアムのアーチ状大屋根は、メインスタンドとバックスタンドの中央部分を覆うように架橋されています。しかし、屋根が全座席をカバーしているわけではありません。屋根の真下に収まるのは、基本的にメインスタンドおよびバックスタンドの上段席(概ね20列目から30列目以降の後方エリア)に限定されます。下段スタンド(1〜20列目前後)および南北のゴール裏スタンド(サイドスタンド)には屋根が一切存在せず、雨天時は完全なオープンエアとなります。
さらに警戒すべきは「風」の要素です。上空を吹き抜ける風向きによっては、上段25列目前後であっても横殴りの雨粒が吹き込みます。「屋根があるブロックだから傘もカッパも持たずに参戦したら、暴風雨で下半身がびしょ濡れになった」という現場証言が多数寄せられています。客席での傘差しは後方視界の遮断および安全管理上の理由から全面禁止されているため、全席種においてセパレート型の高機能レインウェアと大型の荷物保護用ポリ袋(70L以上)の持参が必須防衛策です。
一方、チケット再販時などに注目を集める見切れ席注釈付き指定席ネットの反応を追跡すると、極めて興味深い二面性が確認できます。巨大スピーカータワーや仮設イントレ(照明骨組み)の真横に位置するこれらの座席は、「メインモニターの中央が柱で隠れる」「メインステージ奥の演出が見切れる」というデメリットがあるものの、ステージサイドギリギリまでメンバーが駆け寄ってきた際の肉薄距離はアリーナ並みです。ネット上でも「演出は半分諦めていたが、肉眼で推しと目が合うレベルの至近距離で神席に化けた」「チケット代が割引になっているなら次回も迷わず狙う」といった、現場の近さを高く評価するポジティブな声が多数を占めています。