Q1:市販のイボコロリやサリチル酸軟膏は、顔の目立つイボに使えますか?
A1:絶対に使用してはいけません。サリチル酸は角質を溶かす強力な酸性成分であり、皮膚が非常に薄い顔面に塗布すると激しい炎症、化学熱傷、色素沈着、皮膚の凹み(瘢痕)を引き起こします。顔のイボに対しては、内服のヨクイニン製剤を試すか、皮膚科・美容皮膚科で液体窒素やレーザー治療を受けるのが唯一の安全な選択肢です。
Q2:ヨクイニン錠剤を毎日飲めば、どのくらいの期間で効果が現れますか?
A2:ヨクイニンは生薬成分であり、肌の免疫力向上と新陳代謝を促すため、効果の実感には通常1カ月〜3カ月程度の内服継続が必要です。ウイルス性イボに対する消失効果は個人差が大きく、数カ月服用しても変化が見られない場合は、物理的な除去治療を行うために医師へ相談することをお勧めします。
Q3:足の裏にできたものが「ウオノメ」か「イボ」か分かりません。見分ける方法はありますか?
A3:主な見分け方は「中心部の状態」と「痛みの種類」です。ウオノメは垂直に押すと強く痛み、中央に透明感のある硬い芯があります。一方、ウイルス性イボは横からつまむと痛みやすく、表面を少し削ると黒い点状の微小な出血跡(毛細血管の断端)が現れるのが特徴です。鑑別がつかない状態で削ると感染を広げるため、判断に迷ったら削らずに皮膚科を受診してください。
Q4:子供の手足にできたイボに市販薬を使っても大丈夫でしょうか?
A4:小児の皮膚は成人に比べて薄くデリケートなため、市販のサリチル酸製剤を使用すると正常な皮膚まで深く傷つけて痛みを伴うケースが多々あります。また、子供のイボはウイルス性が大半です。小児科や皮膚科では痛みを抑えたマイルドな凍結療法や外用治療を選択できるため、自己判断で強い市販薬を使用する前に専門医に診せることを強く推奨します。