父であるボビー・オロゴン氏は、かつて『K-1 PREMIUM Dynamite!!』などでプロ格闘家と互角以上に渡り合い、超人的な肉体と打撃センスで格闘技界を震撼させたレジェンドファイターの一人です。その遺伝子を色濃く受け継ぐ長男ジョイ氏に対しても、早くから「格闘技のプロリングに上がるのではないか」という憶測が飛び交いました。
実際のところ、ジョイ氏には確かなスポーツ歴・格闘技歴が存在します。幼少期から父ボビー氏の手ほどきを受けてボクシングやキックボクシングの基礎を学び、自宅のトレーニングルームやジムでスパーリングを行う様子が紹介されたこともありました。父親譲りの長いリーチと天性のバネ、動体視力は折り紙付きで、周囲のアスリートからもその素質を絶賛されていました。
しかし、本人が格闘技に打ち込んできた目的は、プロ格闘家としてのデビューではなく、心身の鍛錬や自己管理の一環でした。学生時代を通じてバスケットボールなどの球技やウェイトトレーニングに親しみ、現在でもアスリート並みの体脂肪率と筋肉量を維持しています。「戦う父親の背中」を間近で見て育ち、格闘技への敬意を払いつつも、競技を自分の人生の主軸にするのではなくライフスタイルの一部として楽しむバランス感覚を保っています。