消費者が陥りがちな誤解の一つに、「種別がアイスクリームだから生チョコアイスは全て超濃厚である」という先入観があります。実は、セブンプレミアムをはじめとする多くの生チョコアイスは、食品衛生法上の区分が「アイスクリーム」ではなく「アイスミルク」に設定されているケースが主流です。
これはコスト削減のためではなく、緻密に計算された商品設計の結果です。アイス部分の乳脂肪分を高めすぎて「アイスクリーム」区分にしてしまうと、主役である生チョコの濃厚な油脂分とぶつかり合い、後味が重くなりすぎてしまいます。ベースをあえてすっきりとした「アイスミルク」に抑えることで、上に乗る生チョコのコクとカカオのキレを極限まで引き立てる構造になっているのです。
また、「カロリーが恐ろしく高いのではないか」という懸念もネット上で散見されますが、前述のスペック表の通り、カップタイプの多くは200kcal未満に収まっています。一般的な生クリームたっぷり系のパフェアイス(300kcal超)と比較しても、実は適度なポーションコントロールがなされており、夜間の間食としても罪悪感が少ない設計になっている点は広く知られていない盲点です。