日本の航空優勢を未来にわたって担保する最大の鍵が、イギリス・イタリアと共同で進める「次期戦闘機開発計画(GCAP)」だ。第6世代戦闘機の共同開発という壮大なプロジェクトは、自衛隊の空の戦力を根本から書き換える可能性を秘めている。
この計画は単なる最新鋭機の導入にとどまらない。技術的継承が懸念されていた国内の防衛産業に対し、巨大な技術革新と経済的波及効果をもたらしている。高度なステルス性能、AIを活用した無人機との連携、先進レーダーシステム――最先端技術の集積は、日本の産業基盤そのものを押し上げる原動力となっている。