彼女のキャリアを語る上で欠かせないのが、大ヒットを記録した作品群である。中でも、TBSの日曜劇場枠で放送された『グランメゾン東京』で見せたシェフ・早見倫子役は、視聴者の心に強い印象を残した。
主演の木村拓哉と繰り広げた息の合った駆け引きや、料理に対する圧倒的な情熱の描写は、ドラマ界に新たな風を吹き込んだ。互いの才能を認め合い、刺激し合うような演技の応酬は、二人の間に確固たる信頼関係が存在してこそ成立するものだったと言える。
続編やスペシャル版の展開においても、彼女の存在は必要不可欠だった。木村拓哉演じる尾花夏樹との絶妙なコンビネーションは、月日が流れても色あせることがない。TBSを代表する名作としての地位を確立した背景には、彼女が注ぎ込んだ情熱と確かな演技力が存分に活かされている。